９月１２日の敬老祝賀会に向けて、今年も手工芸の作品や書道を展示しました。手工芸では利用者皆さんで、綿でいろんな動物を作り、松楓園の動物園が出来上がりました、またＡＤＬ合わせた様々な作品を飾り、書道クラブでは、利用者一人ひとりが色紙に一文字を書き、其々四文字熟語で一つの作品を手がけました。とても華やかに素晴らしい展示コーナーとなりました。また作品を眺めながら利用者同士で会話が弾み、憩いの場所にもなっています。

今年もあきる野市の依頼を受け、８月１０日のとうろう流しに向けて、１,０００基のとうろう作りに取り組んでいます。折込み・切込みから始まり、組立糊付け、ろうそくを立てるなど様々な工程を経験のある利用者の方は、初めて取り組む利用者の方へ教えながら和気あい合いと取り組んでいます。あともう少しで完成となります。

戻り梅雨が明け、猛暑が続く８月２日に恒例の菅生地区の方との交流会を実施しました。１７名と大勢の方が、施設に来て頂き今年もあきる野市からの依頼のとうろう作りと手工芸で、麦わら帽子のマスコットを作りながら昔話や野菜づくりなど大いに話が弾みました。最後に皆さんとスイカを食べて、猛暑に負けないように頑張りましょう！と熱気にあふれた交流会となりました。～地域の皆さん有難うございました。～

職員教育計画で、今年も施設見学の外部研修を実施しました。東京都内の養護老人ホームは３４施設あります。今回は特定入所者生活介護事業を取り入れている新浅川ホームさんと２００名定員で、様々な身体状況の方を受け入れている万世敬老園さんを施設見学をさせて頂き、職員一体となって、社会的・身体的に問題を抱えている利用者の方へ、適時に安心・安全な支援サービスを提供していることを体験することができまして、大変貴重な研修となりました。これを機に双方の取り組みを参考に松楓園の支援サービスの充実の強化を図っていきます。

毎年恒例の全居室移動を６月２７日に実施しました。利用者皆様のアンケートを基に居室の組み合わせや居室の振り分けの検討を重ね、今年もデイルームの分煙対策も取り組み、利用者の皆様のご協力により、怪我・事故もなく無事に生活環境の整備を図ることができました。またその後業者による各居室の清掃・害虫駆除も行い、新しい生活のスタートとなりました。～皆様お疲れ様でした～

先日役員会が開催され、24年度の事業報告・決算報告を行い承認を得ました。24年度も福祉サービス第三者評価を受審しました。3つの改善項目については、今年度の事業計画に反映し施設サービスの向上に努めています。入所されている利用者の方は、社会的自立ができない24時間見守りが必要な方が大部分となっていますが、社会的自立ができるように様々な活動を通して地域社会との連携を図り、また医療・介護の専門分野の協力を得ながら、利用者個々の安全・安心な生活環境の整備に取り組んでいます。 傾聴ボランティアの受け入れは、６月より月二回の第一・三の月曜日実施しています。

毎年、青梅市の塩船観音のつつじの見学へ散策に出かけています、今年は、５月７日に２４名と多くの方が、見学へと出かけました。とても良いお天気に恵まれましたが、満開の時期が過ぎてしまい、咲いている花が少なくちよっと残念な散策となりました。でも利用者の方は、名物のお団子を食べながら、皆さん思い々に春の陽気を満喫していました。

ようやく、春を感じる暖かい日差しを浴びながら利用者の皆さんと先日、園庭に様々な花を植えました。また今年もジャガイモ・トマト・きゅうりと沢山収穫できるように一生懸命畑を耕し苗を植え、収穫できる日を楽しみに毎日様子を見に園庭を散策しています。

週末は、台風のような雨と風で、桜の花が一気に舞い散り、葉桜となりましたが、8日は、雲一つない春の陽気となり、なかなか1人で外出できない利用者の方と近隣の西多摩霊園の桜を観に散策に出かけました。久しぶりの外出で、皆様、思い思いに広場まで、散歩したり、ベンチに座って、山々を眺めたりと外で食べるお団子は、一段と美味しく感じられ、時間を忘れて思いっきり外気欲を楽しんでいました。

今年の桜の開花は、一週間早く、花びらが舞い散るなかで、４月４日にお花見食事会を開催しました。 新年度がスタートして、初めての行事で、施設長はじめ職員一同、利用者皆様に安心・安全な生活環境を提供していき、利用者皆様が、転倒しないように介護予防をがんばりましょうと乾杯しました。お花見御膳を味わい、春の訪れを感じながらのんびりとした会食となりました。２５年度の松楓園では、再生養護老人ホームの取り組みとして、今後も２４時間見守りが必要な方の入所が多くなることを踏まえて、基本理念３つをもとに運営方針を８項目掲げ、新たな目標として、職員の専門的な知識・技術の習得できる教育体制と設備の安全保持またボランティアの導入強化を掲げ、ＡＤＬに合わせた日常生活援助サービスの見直しを図り、職員一丸となって取り組んでいきます。